仙台奥羽ロータリークラブでは、仙山エリアの地域活性化と市民の健康増進を目的とした市民参加型健康増進事業、「Camino de Banzan」を行っております。Caminoはスペイン語で「巡礼路」の意味です。仙台西地区に広がる蕃山山稜を巡礼路に見立て、山稜の縦走登山を行います。
蕃山には弘法大師が霊場を拓こうと企図したものの、天狗に邪魔をされたため開闢を断念したという逸話が残っています。私たちは、蕃山から山形県山寺の立石寺を結ぶ「巡礼路」を開拓整備して「二口街道」の再現し、人々の往来を増やすことで、仙山エリアの活性化を目指しています。
ひたすら歩くことに集中し、心に感じたことと素直に向き合う時間は、「禅」に通じるものがあると思われます。踏み出す足の一歩一歩に意識を集中し、呼吸を意識し、風を感じ、山野の美しい花を愛で、虫や小動物の声、せせらぎの音を聴き、大地のにおいをかぎ、細やかな自然の営みにふれ、自分の命の尊さに再感動する時間、そのようなひと時を私たちは提供したいと思っています。
Camino de Banzanは以下の4つで構成されています。
１） インパクトハイク
健康増進を目的とした登山で、蕃山山稜（蕃山開山堂・西風蕃山・蛇台蕃山・萱ヶ崎山）を散策します。
２） メンタルヘルスインパクトハイク
引きこもりがちなお子様や落ち込みがちな方々と蕃山開山堂を目指すハイキングです。医師が同伴します。
３） チャリティーハイク
ポリオ根絶を目的とした蕃山山稜の散策で、参加者から参加費をいただき、全額をロータリー財団のポリオ基金に寄付させていただきます。
４） エクスプローラー
蕃山～秋保～秋保大滝～二口峠～山寺（立石寺）のルート開拓・整備を目的とした調査活動です。
この活動は、クラブ会員以外のご参加も歓迎しております。ご興味のある方は、お問い合わせフォームより仙台奥羽ロータリークラブ事務局までご連絡ください。
